「遺品整理の片付けで大切なポイントが知りたい！」
故人の遺品の整理をはじめようと意気込んだものの、実際にはじめてみると意外と物が多く戸惑ってしまう人も少なくありません。
また遺品整理は思っているよりも心身に大きな負担がかかるため、ある程度は効率的に進めていかなければ途中で息切れを起こしてしまいます。
だからこそ当ページでは遺品整理の片付けで大切なポイントについて、シンプルにわかりやすく解説をしていきたいと思います。
大変だからこそ途中で適当な片付けになってしまい、後日遺品整理をもっと丁寧にしておけばよかったと後悔することがないように、当ページの内容を参考にしてみてください。
遺品整理の片付けで大切なポイント
それでは遺品整理の片付けで大切なポイントについて解説をしていきましょう。
5つの大切なポイントについて触れていきますので、順番に目を通してみてください。
気持ちが落ち着いてから整理
まず遺品整理の片付けで大切なポイントとして、気持ちが落ち着いてから片付けに手を付けるという点が挙げられます。
遺品整理は全ての物を残すわけではなく、場合によっては処分する選択をする必要があります。
しかし故人が大切にしていた物や身につけていた物を処分することに罪悪感を感じてしまい、なかなか仕分け・整理が進まないケースは珍しくありません。
また遺品と向き合うことで精神的が負担を感じてしまったり、悲しみが癒えていない状態で遺品と向き合うと不安定になってしまったり、感情面でつらさを感じてしまうケースもあります。
そういったつらさは遺品整理をやめてしまう原因になるため、遺品と向き合うこと自体を気持ちがある程度落ち着いてからと考え無理ないペースで取り組んでいくことをおすすめします。
相続系の遺品を先に整理する
次に相続系の遺品を先に片付けていくのがオススメです。
遺品整理で何から手を付けて良いか悩む人も多いのですが、その場合は相続系の遺品から仕分けをしていきましょう。
例えば預金通帳や有価証券、また価値ある貴金属や指輪、アクセサリー類なども相続系の遺品に分類されるでしょう。
これらはのちのち遺産分割の場で話し合われるまで保管しておいたり、ある程度の価値がハッキリするまで保留にしておくのがオススメ。
もちろん遺品整理業者に依頼をする場合には査定まで済ませてしまったり、場合によっては（思い出が詰まった遺品でなければ）現金化を済ませてしまうのも選択肢の一つです。
負担が大きな整理や仕分けは業者へ
また負担が大きな整理、仕分けは業者への依頼を検討しましょう。
遺品の数が多い場合には、それらを片付けていくだけでもかなりの時間と労力が必要になります。
それを自分ひとりで行うのは容易ではありませんし、親族が集まって行うとしてもある程度の時間が必要になってしまいます。
だからこそ負担が大きくなるであろう基本的な仕分け・分類などを遺品整理へ依頼するのも選択肢としてオススメです。
遺品整理士や鑑定士が在籍している遺品整理業者であれば、一つ一つのものを大切に扱ってくれますし、価値あるものは査定してもらうことも可能です。
そういった負担がかかるであろう片付けの部分をプロの業者にまかせて、残すかどうかの判断を自身で行うなど、遺品整理に特化した業者を上手に活用して進めていくのもオススメな選択だと言えるでしょう。
大切な遺品は供養する選択肢もある
ちなみに大切な遺品は供養する選択肢もあるという点にも触れておきます。
例えば故人が大切にしていた服や思い出の品などは、片付けたあとで燃えるゴミとして処分することに抵抗を感じる人は少なくないでしょう。
また思い出の人形や写真、日記などもゴミとして処分するのはつらいと感じる人が多いハズ。
そういった「大切な遺品」を残していくのも良いのですが、スペースを圧迫してしまう遺品などは「供養」の形で手放すのも選択肢の一つです。
お寺や神社で物の供養をしてくれる、お焚き上げなどの形で供養をしてくれるなんて話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
場合によっては遺品整理業者で「遺品供養もあわせて依頼」などのように回収と供養を行ってくれるケースもあるので、そのあたりも含めて遺品を後悔することない方法で整理していきましょう。
※大切な写真や日記などは紙媒体からスキャンしてデジタル化することも可能ですので、スペースを圧迫している場合は遺品整理時にデジタル化も検討してみてはどうでしょうか。
処分ではなく寄付の形を選ぶ人もいる
最後に遺品整理の中のいくつかのものを処分ではなく、寄付という形を取る選択肢について触れていきましょう。
例えば衣類などは発展途上国で使われるように寄付することもできます。
燃えるゴミとして処分をするのは心苦しいけれど、供養をするにも物が多すぎるなどの場合には、どこかで大切に使ってくれる人へ届くような形での寄付を検討するのも良いでしょう。
今では様々な団体が物の寄付を受け付けているので、もしも遺品整理でどうしようか迷っている物があれば、寄付も選択肢の一つとして検討してみることをおすすめします。
遺品整理の片付けで後悔しないように順序良く進める
今回は遺品整理の片付けで後悔しないためのポイントについて解説をしてきました。
故人の大切にしていたものを誤って処分しないためにも、順序よく進めていくことが大切です。
特に精神的な負担は大切な人を亡くした当人にしかわからないものですので、周りになにか言われても自分の無理のないペースでゆっくりと片付けを進めていくのが良いでしょう。
そして気持ちがある程度落ち着いてきたら仕分けなどを進めつつ、自分で進めることがつらい、物が多いなどと感じたら遺品整理のプロに依頼をすることを検討してみてはどうでしょうか。
例えば弊社「遺品整理プロエール」であれば遺品整理士、遺品供養士、グリーフケアアドバイザー、終活カウンセラーの資格を持っているスタッフが在籍しているので、様々な場面でお役に立つことができます。
埼玉県を中心に遺品の仕分けや片付けはもちろん査定や買い取り、そして回収や供養なども含めて行うことができますので、もしも遺品整理でお悩みの方は弊社まで気軽にご相談ください。
※また埼玉県以外でも関東地方でお仕事をお受けしていますので、遺品整理全般でお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
