最近では遺品整理を業者に依頼する人が増えてきた一方で、業者に丸投げするのは違う気がする、自分のペースでやりたいと考える方も一定数います。
また、現実的な話として、遺品整理の依頼費用を節約したいという方もいるでしょう。
今回は遺品整理を自分でやるメリットやデメリット、注意したい大事なことをご紹介します。
本題に入る前に、私たちについて簡単に自己紹介をいたします。
私たち遺品整理プロエールは埼玉県を中心に遺品整理業を請け負っています。
遺品整理の代表的な資格である遺品整理士に加え、遺品供養士やグリーフケアアドバイザー、終活カウンセラーといった専門的な資格を持つスタッフを多く抱えています。
実績と経験豊富な専門家目線で解説していくので、遺品整理について検討している方はぜひ、最後まで読んでみてください。
遺品整理を自分でやるメリットとデメリット
遺品整理を自分でやることにはメリットがある一方、デメリットもあります。
まずはメリットとデメリットを比較して、必要なら業者に依頼し、不要なら自分でやってみると良いでしょう。
遺品整理を自分でやるメリット
遺品整理を自分でやるメリットは自分のペースで進められることです。
久しぶりに見つけた写真や思い出のお品に作業を中断して思い出話をしながら故人を偲ぶこともできます。
また、作業を依頼しないので依頼費の分だけお金を節約できます。
そのため、まとまった休日が取れるなど作業時間を作りながら自分のペースで進められる方や出費を節約したい方にはうれしいメリットです。
遺品整理を自分でやるデメリット
遺品整理を自分でやるデメリットは時間と手間です。
生前整理をしていたり、元々の持ち物が少ない方ならいいですが、持ち物が多い方だと数日にわたる作業が必要になります。
また、古本や時計など中古品として買い取ってもらえば価値があるものを見落として、捨ててしまう場合もあります。
他にも、粗大ごみや家電の処分は市役所での手続きが必要な場合もあります。
そのため、仕事や家事をしながら進めるには時間と手間がかかり、休日がつぶれてしまうのがデメリットです。
遺品整理を自分でやる場合の手順
遺品整理の手順は次のようにするのがおすすめです。
- 必要なものと不必要なものの分別
- リサイクル可能なものと不可能なもの分別
- 不必要なものを地域のルールに合わせて分別
- 清掃
- 不用品の処分
遺品整理では手順ごとに分別し、適切に処理していくことが大事です。
それでは、各段階ごとに解説していきます。
必要なものと不必要なものの分別
遺品整理では最初に必要なものと不必要なものを分けていきます。
必要なものとしては、通帳や印鑑、クレジットカード、アクセサリーなどの金品や捨てたくない思い出の品などが当てはまります。
特に権利書や写真、小さな指輪などは分け方が不十分だと水や洗剤で汚れたり、なくしたりすると大変です。
必要なものはジップロックやファイル、バインダーなどしっかり封ができるものに分別するのがいいでしょう。
リサイクル可能なものと不可能なもの分別
遺品整理で2番目に分別したいのがリサイクル可能なものかどうかです。
テレビや冷蔵庫など何台もあっても使わないものやタンスなどの家具、鍋やフライパンなどの金物は状態によってはリサイクルできます。
中古品の買取をしてくれる店舗や業者に持ち込めば換金できる場合もあります。
また、リサイクル可能なものを分別していく中で、必要なもの、取っておきたいものが出てくる場合もあります。
一度手放したものを買い直すことは基本的にできないため、必要なものか、リサイクルするものか、慎重に分別していくようにしましょう。
不必要なものを地域のルールに合わせて分別
遺品整理の3番目の手順として、不必要なものを地域のルールに合わせて分別します。
遺品整理と住空間の片づけを同時進行でやっていくと色々なものが出てきます。
可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみなど出てきた不用品を地域の分別ルールに合わせて、分別していきます。
ごみが多い場合はごみの日まで待たずに地域のクリーンセンターに持ち込んだり、ごみの回収業者に引き渡して処分するのもいいでしょう。
なお、ブロックや石などの建材は自治体での回収が難しい場合もあります。
どう処分していいかわからない場合は地域の市役所などに処分方法について相談するのもおすすめです。
清掃
不必要なものを分別できたら掃除をしていきます。
賃貸で引き払う場合は原状回復作業として、清掃する必要があります。
もちろん、持ち家などでこれからも使用していく場合は模様替えや新しい家具の設置のために拭き掃き掃除をしておくといいでしょう。
なお、効果の強い洗剤は吸うことで気分不良など害がある場合もあります。
注意書きをよく読み、マスクの着用や換気など対策をして使用しましょう。
不用品の処分
遺品整理の最後の手順として、不用品それぞれを処分していきます。
ごみとして処分する以外にもいろいろな処分方法があるのでご紹介します。
ゴミとして処分する
可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみとして処分します。
地域ごと、曜日ごとのゴミの日に出すほか、地域のクリーンセンターに持ち込めばゴミの日でなくても処分できる場合があります。
ただし、家電製品などものによっては捨てるだけでも費用が発生するものもあります。
地域ごとのルールを確認しながら進めるようにしましょう。
ご供養する
故人の遺品だけど、使わないし、置いておくのも困る場合におすすめです。
一般的にご供養ではお寺などで遺品をお焚き上げし、魂を天に送ります。
必ずしなければいけないという性質のものではありませんが、故人の衣類や本などゴミとして捨てるのが心苦しい場合に選ばれます。
また、遺品整理業者によってはお寺などと提携し、サービスの一部としてお焚き上げをしてくれる場合もあります。
リサイクルショップ等に売却する
不用品をリサイクルショップに持ち込んだり、出張買取を呼んだりして売却します。
店舗や業者ごとに営業日や対応地域などがあるため、地域に対応しているか事前に確認しておくのがいいでしょう。
また、業者が買い取ってくれなかったものについてもメルカリやヤフオク、ジモティーなどで売れる場合もあります。
取引等のやりとりが苦にならない場合はフリマアプリでの売却を検討してみるのもいいでしょう。
施設などに寄付する
車いすや電動ベッドなど介護用品や古着など様々なものが寄付として募集されています。
特に、車いすや電動ベッドは持ち運びや処分方法など処理するのに手間がかかります。
故人がお世話になっていた介護施設や地域の介護施設が寄付を受け付けていないか確認し、可能なら引き取らせてもらうのもいいでしょう。
廃品回収業者に依頼する
不用品を自分で処分するのが難しい場合は廃品回収業者に依頼するのもおすすめです。
処分費用が発生するものの、運びにくい家電や家具を運ぶ手間、リサイクルショップでの査定を待つ時間など時間と手間を大きく省くことができます。
遺品整理で出た不用品の処分に困る場合は、廃品回収業者を呼んで処分するのもいいでしょう。
遺品整理を自分でやる場合の注意点
遺品整理を自分でやる場合に注意したいことの中でも、特に重大なことになりかねないものを3つご紹介します。
一人で進めない
遺品整理を一人で進めると相続問題など遺族間トラブルに発展する危険があります。
自分が不用だと思って処分したものが他の遺族が相続したかったものでその遺族ともめるという場合もあります。
遺品整理を行う場合はできる限り、ご遺族同士で都合を揃えて、互いに確認し合いながら必要かどうかの分別をしていくのがいいでしょう。
デジタル遺産も忘れない
デジタル遺産とはネット銀行や仮想通貨、電子マネーなどスマホやPCでネット上に遺した遺産です。
ネット銀行の口座残高や電子マネーなどは通常の銀行口座同様、相続手続きをしなければ遺族がアカウントを取得することはできません。
また、AmazonやDMMなどで購入した音楽や動画もCDやDVD同様、遺産に含まれます。
他にも、AmazonPrimeなどサブスクサービスも解約しなければ引き落としが続きます。
そのため、遺品整理でスマホやPCを処分する場合はデジタル遺産についても確認しておく必要があります。
相続放棄する場合は手を付けない
遺品整理は相続の一部として扱われ、相続の意思がある証拠と判断される場合があります。
親に負債があるなど相続したくない場合は遺品には手を付けないようにするのがいいでしょう。
なお、ゴミ屋敷など放置すると近隣の方に迷惑がかかる場合は地域の市役所などに相談し、対応してもらうのがいいでしょう。
遺品整理を自分でやるための手順まとめ
遺品整理を自分でやるための手順や注意点をまとめつつ、解説しました。
遺品整理自体は大変ではあるものの、時間をかければ誰でもできることです。
ただ、仕事をしながら、家事や育児をしながら実施しようと思うと負担が大きいのも事実です。
遺品整理を業者に依頼するか、自分たちでなんとかするかはその時その時の状況で選ぶのがいいでしょう。
遺品整理プロエールのお役立ちコラムを最後までお読み頂き、ありがとうございます。
最後に改めて、私たちの紹介をさせてください。
遺品整理プロエールは埼玉県を中心に関東地方で遺品整理業務を行い、年間7000件以上のご依頼実績があります。
また、当社は国内でも数少ない遺品整理士協会認定の優良事業認定事業社です。
遺品整理士はもちろん、遺品供養士やグリーフケアアドバイザー、終活カウンセラーと専門資格を持つスタッフが多数在籍し、一括で対応できる体制を整えています。
リサイクル可能なご遺品に関しては買取査定し、廃品の処理についても一括で対応できる用意をしております。
どこよりも丁寧に、安心安全をモットーにお客様の寄り添い感動頂けるサービスを業界最安値で提供させて頂きます。
もし、遺品整理でお悩みでしたらコチラよりお気軽にご一報ください。
また、コラムの内容でご不明な点がある方やもっと詳しく話を聞きたい方はぜひ、お問い合わせください。
迅速かつていねいに対応いたします。
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